やっほ〜せーらです🇫🇷
フランス生活の七ヶ月目。
フランスで生活する中で感じたことをまとめます。
フランス人は、おしゃべり好き?
フランスに行くと、まず驚くのが、カフェでとにかく話している人が多いこと。
しかも必ずといっていいほど、テラス席で!笑
店内はガラガラなのに、テラス席が満席、ということもよくあります。
その中でも、特にびっくりするのが、大人数で10人くらいのグループで
とにかく何時間も話している人たちを見かけます。
男性二人組でも、
カフェで話している人たちもよく見かけます。
夏はセーヌ川沿いで、
延々と話している人たちもよく見かけます。
フランス人に聞いてみると、
トークテーマは、特に有意義なものとは限らず笑、
他愛もないテーマで延々と話しているのだとか。
例)…。
もはや、例を覚えられないくらい、大したことではないのです。笑
パーティーをしても、結婚式しても、
何時間もとにかく話し続ける、というのがメインテーマだったりするのです。
議論が好きなフランス人の国民性が現れているなと思います。
記憶を振り返ってみると、日本でこう言った議論をしたことがないことに気づきました。
それは日々のタスクに追われ、無駄(に一見みえる)話をする暇や余裕がなかったのかもしれません。
でも、せっかくフランスに来たのだから!と、勇気を振り絞って、そういう会にも参加するようになりました。
すると、どうでしょう。
特に意味はないけど、何時間も話した、という思い出が、心を豊かにしてくれる感じがするのです。
今回は、フランスを例に話しましたが、
それは、日本にもある文化な気がします。
例えば、私の出身の沖縄では、「飲み会」の文化が色濃くあるように思います。
中学校の同級生と、高校の同級生と、などいろんな人たちと、
とにかく何時間も、下手したら、朝まで話し、飲む人たちがいます。
実は根底では、彼らの自己需要感、居場所があるという感覚が、
そういう出来事から養われているのかもしれない、なんてことを思うようになりました。
皆さんはどう思いますか?
社会人になると、仕事以外のつながりが作りづらく、
またパートナーがいたりすると、その人との予定を優先する、ということも多いと思います。
私もこれまでは、二人の方が気が楽で良かったのですが、最近は、「ことあるごとに、二人以上でテーブルを囲む」ということを大切にしています。
ーパリに友人が来たから
ー日本食を食べたいから
ーキンパを食べたいから
理由はなんでも良いのです。
大したことではないけど、一ヶ月の中で、そういった会の予定があると
「なんだか今月も楽しめたな」、という気がするんです。
フランス式人生を豊かにする会合のポイント
ポイントは、
⑴気負いしすぎないこと
⑵結論を求めないこと
カフェも毎回、コーヒーにケーキ、と頼んでいると、積み重なると大変ですよね。
フランス人は、カフェ一杯で延々と話していたりします笑
なので、会合はいかに気軽にやるか、によって
日常の中に取り入れられるかが変わります。
場所にお金をかけすぎない
・公園で
・セーヌ川沿いでピクニックしながら
・誰かのお家で
食事は、出来合いのおつまみなどで、簡単に!
フランスには、「アペリティフ」という、食前酒を飲みながら、話す文化があります。
フランス人はご飯も食べずに、お酒とおつまみだけで過ごす、という人をよく見かけます。
公園でピクニックする際も、気合を入れたお弁当を持ってくるというよりも、そこで買ったバゲット🥖に、スーパーで買ったチーズと生ハム、果物、それにワインを持っていく、くらいの気軽さです。
このように、気合を入れ過ぎず、あくまでもライトに準備することが、気軽にキャッチアップすることへの大切なステップなのかもしれないです。
食事に、少しだけ彩りを加えて、毎月の違いを出すなら、季節の食材が一つあったりするとより楽しいかもしれませんね。
最近思うのは、
「人生、いかに思い出を作れるか、の勝負」
なのではないかということ。
大変なことがあっても、楽しい予定があったり、
ちょっと思い出して、ほっこりするような思い出があれば
乗り越えられるのかもしれません。
こんな風に、気軽に、
毎月小さな会合を友人と開くと、
人生が豊かになるのかもしれません。
ぜひ、皆さんも、一緒に始めてみませんか。
せーら