こんにちは、せーらです🇫🇷
パリに来たら、一度は訪れたい世美術館や歴史的建築。
でも実際は、
「どこから回ればいいの?」
「広すぎてわからない!」
となってしまう方も多いですよね。
私自身も最初はそうでした…!😂
だからこそ、初めての方は“全部見ようとしないこと”が大事。
ポイントを押さえて、自分の感性に合う作品や空間を楽しむのがおすすめです。
今回は、そんなパリ初心者さんにもおすすめしたい、
美術館と歴史建築をめぐる2日のモデルコースをまとめてみました。
そして、実は、ある裏技を使うと、このコースを少し賢く楽しむこともできるんです。
せっかくなら、世界の名画を味わいながら、パリ時間も上手に満喫してくださいね。
詳しくはこのブログの最後でご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- まずは王道から。ルーヴル美術館へ
- 初めてのルーヴルで、まず見たいおすすめ作品5選
- ルーヴル美術館へ行く前にチェックしておきたいこと
- ランチはルーヴルを眺めながら
- 印象派好きなら外せない、オランジュリー美術館
- 夕方に訪れたい、サント・シャペル
- 体力に余裕があれば、Hôtel de la Marineへ
- コンコルド広場の夕陽を眺めながら、1日を終える
- DAY2:少し足をのばしてヴェルサイユ宮殿へ👑
- 初めてのヴェルサイユで見たい!おすすめポイント5選
- ヴェルサイユへ行くなら、ここを意識すると回りやすい◎
- パリに戻ったら、締めはオルセー美術館へ🎨
- 初めてのオルセーで見たい!おすすめポイント5選
- Day 2は、こんな流れがおすすめ🫶
- パリ観光をもっと上手に楽しむなら、【ミュージアムパス】がおすすめ
- 最後に
- ⚠️ミュージアムパスを使う際の注意事項
- 「日程指定の無料予約」が必要な美術館
まずは王道から。ルーヴル美術館へ
ルーヴル美術館(Musée du Louvre) は、かつての王宮を利用した、世界最大規模の国立美術館。パリ旅行で一度は行ってみたい、王道スポット!
特にルーヴル美術館は、とにかく広い。
常設展だけでも約35,000点が展示されていると言われていて、数日あっても足りないくらいの規模です。
初めて訪れるなら「絶対に見たい作品」を先に決めておくのがおすすめ。
なお、入館は事前予約制なので、忘れずに!

ここで豆知識🎨
ルーヴル美術館は、もともと1190年ごろにパリを守るための要塞として築かれた場所。その後、王宮となり、1793年に美術館として一般公開され、今では世界最大級の美術館として知られています。
ただ名画を見に行くというだけでなく、“歴史の重なった建物の中を歩いている”と思うと、また違った面白さがありますよね🫧
初めてのルーヴルで、まず見たいおすすめ作品5選
ルーヴルは棟がいくつかに分かれているのですが、
まず最初はDenon(ドゥノン)翼から回るのがおすすめです。
階段を上がってすぐに現れる、あの有名な作品からスタートできます。
1. サモトラケのニケ Victoire de Samothrace

Denon翼(Room 703、Level 1)
まず見てほしいのが、やっぱりこれ。
階段の上に現れるサモトラケのニケは、何度見ても圧倒されます。写真で見るよりもずっと大きくて、空間の使い方も本当に美しいんですよね。
「ルーヴルに来たんだなあ」と一気に気分が高まる作品です。
注目するポイントは、大理石で作られた、洋服の巧みな「ひだ」らしいです。
後に発見された右手は、すぐそばに別途展示されています。
- サモトラケのニケ
- 作者: 不詳
- 制作時期: 紀元前200年〜175年ごろ
- 特徴: ギリシャ・ヘレニズム時代の彫刻で、1863年にサモトラケ島で発見された作品
2. モナリザ La Joconde

Denon翼(Room 711、Level 1)
続いては、やはり外せない、モナリザ。
有名すぎる作品なので、人の多さにもびっくりすると思います。
そして実際に見ると、「あ、意外と小さい!」と思う方も多いはず。笑
でも、それも含めてモナリザ体験。
“世界中の人がこの一枚を見に来る”という空気そのものも、ぜひ楽しんでみてください。
- モナリザ
- 画家: レオナルド・ダ・ヴィンチ(Léonard de Vinci)
- 制作時期: 1503年〜1519年ごろ
- 描かれている人物: リザ・ゲラルディーニ。フィレンツェの商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻とされている
3. ダヴィッド《ナポレオンの戴冠》Le Sacre de Napoléon

Denon翼(Room 702、Level 1)
個人的にとても好きなのが、ダヴィッドの《ナポレオンの戴冠》。
とにかく大きくて、その迫力に圧倒されます。
しかも、ノートルダム大聖堂で行われた戴冠式を描いた作品なので、すぐそばにある建物で、何百年も前にこのような出来事が本当に起こっていたんだなあ、と美術館と今私たちが生きている時代のつながりを感じられます。
パリの街そのものと、歴史、美術がつながる感じがして、ぐっと引き込まれます。
- 《ナポレオンの戴冠》
- 画家: ジャック=ルイ・ダヴィッド
- 制作時期: 1807年
- 描かれている出来事: 1804年12月2日、ノートルダム大聖堂で行われたナポレオン1世とジョゼフィーヌの戴冠式
4. ドラクロワ《民衆を導く自由の女神》La Liberté guidant le peuple

Denon翼(Room 700、Level 1)
こちらもぜひ見てほしい名作。
ドラクロワの《民衆を導く自由の女神》です。
1830年に起きたフランス7月革命を主題にした作品で、教科書で見たことがある方も多いと思いますが、フランス革命を象徴するような力強さがあって、実物はやっぱり全然違います。
色彩や人物の動き、熱量のようなものが伝わってきて、絵画なのにまるで映画のワンシーンを見ているような気持ちになります。
ちなみに、ドラクロワの絵画は、サン・シュルピス教会(Église Saint-Sulpice)でも見ることができます。礼拝堂に描かれた壁画は、美術館とはまた違う空気の中で味わえて、とても印象深いです。無料で入れるので、時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
- 《民衆を導く自由の女神》
- 画家: ウジェーヌ・ドラクロワ
- 制作時期: 1830年
- 描かれている出来事: 1830年7月のフランス七月革命の様子
5. ミロのヴィーナス Vénus de Milo

Sully翼(Room 344、Level 0)
もし体力と時間に余裕があれば、Sully(シュリー)翼にあるミロのヴィーナスもぜひ。
Denon翼の作品群を見たあとにこちらへ向かうと、また少し違った静かな美しさが感じられます。
有名作品を効率よく回るだけでも十分満足できますが、こうして少しだけ別の翼へ足を延ばしてみると、ルーヴルの奥深さをより感じられる気がします。
- 《ミロのヴィーナス》
- 作者: 不詳
- 制作時期: 紀元前150年〜125年ごろ
- 特徴: ギリシャ・ヘレニズム時代を代表する彫刻で、1820年にミロ島で発見された作品
ルーヴル美術館へ行く前にチェックしておきたいこと
ルーヴル美術館の作品は、修復や展示替えが行われることもあります。せっかく楽しみにしてたのに、当日その場で「見れないんだ」と知ると少し残念に思ってしまいますよね。
なので『公式サイトで事前に確認』しておくと安心です。
広い美術館だからこそ、下調べを少ししておくだけで満足度がかなり変わります。
▽ルーブル美術館 展示情報一覧
https://www.louvre.fr/en/visit/list-of-available-galleries
ルーヴル美術館 Musée du Louvre
住所: Musée du Louvre, 75001 Paris
営業時間: 月・木・土・日 9:00〜18:00、水・金 9:00〜21:00、火曜休館
チケット: 一般 32€、事前予約推奨
📍:Google Map
ランチはルーヴルを眺めながら

午前中たっぷり歩いたあとは、少し休憩を。
時間に余裕があれば、ルーヴル美術館を眺めながら食事ができる「Le Café Marly(ル・カフェ・マルリー)」もおすすめです。
特別なご褒美ランチにもぴったりですし、「いま本当にパリにいるんだなあ」としみじみ感じられる場所でもあります。
美術館側のテラス席はランチタイムは、食事のみの利用の方のみのご案内となるので要注意です。
ル カフェ マルリーLe Café Marly
住所:93 Rue de Rivoli, 75001 Paris
営業時間:8時30分~2時00分
📍: Google map

もう少し気軽に過ごしたいなら、
チュイルリー公園をお散歩しながら、サンドイッチを食べてのんびりするのもすごく気持ちいいです。
美術館を“制覇する”というより、途中でちゃんと余白をつくりながら過ごすのが、パリらしい楽しみ方な気がします。
さて、少し休んだら午後の美術館ハンティングへ。
印象派好きなら外せない、オランジュリー美術館

次に向かいたいのが、オランジュリー美術館。
実は、パリの美術館の中でも個人的にいちばん好きな場所です。印象派が好きな方には、ぜひ一度訪れてほしいスポット。
ルーヴルに比べると作品数はそこまで多くないのですが、その分、一つひとつの作品とじっくり向き合えるのが魅力です。

特に有名なのは、モネの《睡蓮》。
あの楕円形の展示室に入ると、ただ作品を見るというより、絵の中に包まれるような感覚があります。
圧倒的な没入感があって、ここではぜひ急がず、しばらくぼーっと眺めてみてほしいです。
なお、こちらも事前予約がおすすめです。
もし工程に余裕があり、印象がお好きな方は、パリ郊外にある、実際のモネのお庭( クロード・モネ財団 )に訪れるのもおすすめです。
特に春夏は、ヨーロッパらしい日差しに照らされた花々が美しく輝き、モネの世界をより深く体感することができます。

オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)
住所: Jardin des Tuileries, Place de la Concorde, 75001 Paris
営業時間: 月 9:00〜18:00、水〜日 9:00〜18:00、火曜休館。金曜は夜間開館あり 9:00〜21:00(例外日あり)
チケット: オンライン 12.50€、窓口 11€、時間指定予約推奨
📍:Google Map
夕方に訪れたい、サント・シャペル

お次は、シテ島にあるサント・シャペル(Sainte-Chapelle)へ。
※2026年現在は一部改修中でした。
こちらも人気スポットで並ぶので、予約必須と思っておいたほうが安心です。比較的こじんまりした礼拝堂なので、見学自体はそこまで長時間ではありません。
ただ、その分人が多い時間帯だと、混み合って、空間の美しさにじっくり浸るのが少し難しいことも。
なので、私個人的には、最後の予約時間を狙うのがおすすめ。
(16:00〜の枠です。閉館は17:00ですが、16:50には追い出されます笑)
時間が遅くなるにつれて少しずつ人が減って、空間をより静かに味わいやすくなります。
13世紀の光に包まれるような空間

サント・シャペルは、パリのシテ島にある13世紀のゴシック建築の礼拝堂で、1248年に建てられた建物です。
ルイ9世、のちのサン・ルイが、キリストの聖遺物、いわゆる「いばらの冠」などを安置するために建てたとされています。
最大の見どころは、やはり壁一面を覆う巨大なステンドグラス。
上を見上げると、天井近くまで光に満ちた色彩が広がっていて、本当に圧巻です。
毎回思うのですが、何百年も前の人たちが、今とは違う技術や環境の中で、こんなにも美しい建物を生み出しているのって、本当にロマンがありますよね。
ただ“綺麗”というだけではなく、
その時代の祈りや想像力まで感じられるような場所です。
ロマンチックな気持ちになりたい日に、ぴったりのスポットです💕
サント・シャペル(Sainte-Chapelle)
住所: 10 boulevard du Palais, 75001 Paris
営業時間: 2026年3月24日は 9:00 開館。日ごとに変動があるため公式予約ページで確認がおすすめ
チケット: 22€、時間指定予約が必要
📍:Google Map
体力に余裕があれば、Hôtel de la Marineへ

そして最後に、まだ少し元気が残っていたらぜひ立ち寄ってみてほしいのが、
Hôtel de la Marine(オテル・ド・ラ・マリーヌ)。
コンコルド広場に面した、18世紀の歴史的建築です。
もともとは王室の調度品を管理する機関 Garde Meuble de la Couronne(王室調度局) が入り、その後は長くフランス海軍省として使われていた場所でもあります。
ここは、ただ建物を見るだけではなく、
パリの歴史と暮らしの空気が残る空間そのものを体験する場所という感じ。
館内はとても美しく、没入型のVR体験もあり、
日本語のナレーションもあるので、その音声を聞きながら、
「昔この場所で人々がどんなふうに過ごしていたんだろう」と想像がふくませることができます。
小さなヴェルサイユ宮殿のような豪華さがあるので、圧巻の建築を味わいたい方にもおすすめです。
Café Lapérouse Concorde

また、地上階にあるレストランは、モーニングやカフェ利用にもぴったり。
コンコルド周辺で少し落ち着きたいときにも便利です。

Hôtel de la Marine(オテル・ド・ラ・マリーヌ)
住所: 2 place de la Concorde, 75008 Paris
営業時間: 毎日 10:30〜19:00、金曜は 21:30 まで。最終入場は閉館45分前
チケット: 13€〜、内容によって 9€ / 13€ / 17€ など
📍:Google Map
コンコルド広場の夕陽を眺めながら、1日を終える
最後は、コンコルド広場の夕陽を眺めながら、ゆっくり1日を締めくくるのがおすすめです。
名画を見て、光に包まれた礼拝堂を訪れて、
歴史ある建物の空気に触れて、
“たくさん回る”というより、
パリという街の美意識や歴史、そして空気そのものを感じる1日。
そんな過ごし方ができるのも、この街ならではだなと思います。
パリで美術館巡りをしたいけれど、どこから始めればいいかわからないという方は、
ぜひこのルートを参考にしてみてくださいね。
DAY2:少し足をのばしてヴェルサイユ宮殿へ👑


さて、二日目の朝です。
2日目は、朝から少し早起きしてヴェルサイユ宮殿へ。
パリ中心部からRER C線などで行ける、フランスを代表する王道スポット。
現在の宮殿は約2,300室を擁する大規模な建築で、「ヴェルサイユ宮殿と庭園」として1979年にユネスコ世界遺産にも登録されています。
ルーヴルと同じく、ここも本当に広いです。
だからこそ、最初から全部を完璧に見ようとしなくて大丈夫◎
個人的には、ルイ16世とマリー・アントワネットが暮らした時代を感じられる、「王の暮らしと権力の象徴を感じる場所」として押さえていくと、初めてでもかなり満足度が高いと思います。
なお、ヴェルサイユ宮殿も時間指定の予約付きチケットで入場するのが基本なので、事前に準備しておくのがおすすめです。Passport ticket は宮殿、トリアノン、庭園まで含む1日向けチケットとして案内されています。
ここで豆知識👑
ヴェルサイユ宮殿は、もともとルイ13世の狩猟用の館として始まった場所。その後、ルイ14世の時代に大きく拡張され、1682年には宮廷と政府の拠点が置かれるようになりました。ヴェルサイユ宮殿は、主にルイ14世、ルイ15世、ルイ16世が暮らした宮殿として知られています。そして、フランス革命の中で起きた1789年10月5日と6日の出来事によって、ルイ16世とマリー・アントワネットはヴェルサイユを離れ、パリへ移ることになります。
こうした背景を知ってから歩くと、ただ豪華な宮殿を見るだけではなく、歴史の舞台を歩いているような気持ちになれます。
初めてのヴェルサイユで見たい!おすすめポイント5選
① 鏡の間

まずは、やっぱり鏡の間(Hall of Mirrors)。
ヴェルサイユ宮殿の中でもいちばん有名な空間で、1678年から1684年にかけて造られた大ギャラリーです。庭園に面した17の窓と、向かい合う17の鏡のアーチがつくる光の反射が本当に美しくて、歩いているだけで気分が高まります。
ここは“豪華”という言葉だけでは足りないくらい、
王の権力や演出の美学がそのまま空間になった場所という感じ。
人は多いですが、せっかくなら少し立ち止まって、天井画や窓の向こうの庭園まで、ゆっくり眺めてみてほしいです。
裏技は、【朝イチでA入口から宮殿内に入り、”Dufour館”から中に入る】のがおすすめ。
豪華なお部屋をいくつか抜けて進んだ先に現れるこの空間は、やっぱり特別。
別の入り口から入ると、鏡の間までたどり着くのに時間がかかるので、それだけで体力を消耗してしまうので、私のおすすめはこちらから。
② 王の大居室

次に見たいのが、王の大居室(King’s State Apartment)。
こちらは王が公式行事や儀式のために使っていた空間で、豪華な大理石装飾や天井画が見どころです。ルイ14世の時代には、ここで夜会や公式な催しも開かれていたそう。
ヴェルサイユって、ただ豪華なだけじゃなくて、
空間そのものが“見せるため”につくられているのが面白いんですよね。
「王ってこういう世界に生きていたんだ…」というスケール感を感じたいなら、ここは外せません。
※ちょうど良い感じの写真を撮り忘れててすみません🙇♂️
③ 王妃の居室

そして、ぜひ見ておきたいのが王妃の居室(Queen’s Apartments)。
王の空間と対になるように造られた部屋で、王妃の寝室を中心に見学できます。
特に印象的なのは、
ここがただの“美しい部屋”ではなく、王妃が暮らし、出産し、そしてフランス革命の緊張も通り過ぎた場所だということ。王妃の衛兵の間は、1789年10月6日の早朝に暴徒が侵入しようとした場所としても知られています。
可愛らしさや華やかさだけではなく、歴史の重みも感じられる場所です。
④世界最大級の天井画を堪能

私の好きな空間は、サロン・デュ・エルキュール(Salon d’Hercule)。
ヴェルサイユ宮殿の中でも印象的な広間のひとつで、見どころは、なんといっても天井いっぱいに広がる壮大な壁画。
思わず寝そべって見上げたくなるような迫力があって、宮殿の華やかさを象徴する空間のひとつ。
豪華なお部屋が続くヴェルサイユの中でも、ここは特に「空間そのものを味わう」感覚が強い気がします。
きらびやかでありながら、どこか重厚感もあって、ただ美しいだけではない、王宮らしいスケールの大きさを感じられる場所です。
④ 王室礼拝堂

時間があればぜひ見てほしいのが、王室礼拝堂(Royal Chapel)。

1710年に完成した、ヴェルサイユ宮殿で最後に建てられた礼拝堂で、ゴシック建築から着想を得た大きな窓や、高くのびる構造がとても印象的です。天井には聖三位一体を主題にした壮大な絵画が描かれています。
華やかな宮殿の中にあるからこそ、この空間に入ると少し空気が変わる感じがして、私はけっこう好きです。
“煌びやかさ”と同時に、静かな威厳を感じられる場所だと思います。
⑤ 庭園

そして、ヴェルサイユに来たら、やっぱり庭園も見たいところ🌿
ルイ14世が宮殿と同じくらい大切にしていたと言われる庭園で、造園家アンドレ・ル・ノートルによって整えられました。宮殿からまっすぐ伸びていく大遠近法の景色は本当に美しくて、歩いているだけで特別な気分になります。
個人的には、宮殿の中を見終わったあとに外へ出て、
「あ、この景色まで含めてヴェルサイユなんだ」と実感する瞬間が好きです。
もしお天気が良ければ、少しだけでもぜひ庭園を歩いてみてくださいね。
ヴェルサイユ宮殿で一緒に訪れたいカフェ・アンジェリーナ☕️✨

ヴェルサイユ宮殿での休憩に、立ち寄ってほしいのが、宮殿内にある Angelina(アンジェリーナ)。
アンジェリーナといえば、パリでも有名な老舗サロン・ド・テ。
ヴェルサイユ宮殿の中にも店舗があって、1階見学の途中や見学後に、少し優雅にひと休みできる場所なんです。
豪華な宮殿を歩いたあとって、思っている以上に体力を使うので、ここでひと息つけるのが本当にうれしいんですよね。
ヴェルサイユのきらびやかな余韻の中で、名物のショコラショーやモンブランを楽しむ時間は、ちょっとしたご褒美みたいな感覚。
「宮殿を見学する」だけじゃなくて、ヴェルサイユらしい優雅な時間まで味わえるのが素敵だなと思います。

しっかりとしたランチだけでなく、簡易バージョンの空間にはなりますが、軽食やお食事もできるので、無理に急いで移動せず、ここでゆっくり過ごすのもおすすめです🫶
ヴェルサイユへ行くなら、ここを意識すると回りやすい◎
ヴェルサイユ宮殿は本当に広いので、
午前中の早めの時間に入るのがおすすめです。
宮殿内部だけでも見ごたえがありますし、庭園までしっかり楽しもうと思うと、想像以上に体力を使います。
なので、Day 2でオルセー美術館も組み合わせるなら、
ヴェルサイユは午前メインで回るくらいの気持ちがちょうどいい気がします。
ヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)
住所: Place d’Armes, 78000 Versailles
営業時間: 宮殿は毎日 9:00 開館、月曜休館。宮殿の最終入場は 16:45、閉館は 17:30
チケット: Passport ticket 25€、時間指定予約つきチケット推奨
📍:Google Map
パリに戻ったら、締めはオルセー美術館へ🎨

ヴェルサイユからパリに戻って、
午後から立ち寄りたいのがオルセー美術館。
もともとは1900年のパリ万博に合わせて建てられた駅で、現在は1848年から1914年頃の美術を中心に扱う美術館として知られています。
ルーヴルが“王道の歴史と超有名作の宝庫”だとしたら、
オルセーは19世紀から20世紀初頭の空気感に浸れる場所という感じ。
特に印象派やポスト印象派が好きな方には、たまらない空間です。
初めてのオルセーで見たい!おすすめポイント5選
① まずは建物そのもの

オルセー美術館は、作品を見る前にぜひ建物そのものも楽しんでほしいです。
駅舎だった名残がそのまま残っていて、入ってすぐに駅だという印象を感じられると思います。
中央の大きな空間や高い天井、時計のデザインまで本当に美しいんですよね。
ただ館内を歩いているだけでも、少し特別な気持ちになります。
建物の外壁にも、パリ↔︎オルレアンと書かれていて、そこまで繋がっていたのだなあ、と見受けることができます。
“美術館に来た”というより、
時代そのものの中に入っていく感じがあるのがオルセーの魅力だと思います。
③ 屋上の時計台を堪能

もし少し余裕があれば、最後は館内の時計まわりや、5階付近の景色も楽しんでみてください。
公式サイトでは、夏季営業のテラスからセーヌ川越しにパリ右岸を一望できると案内されています。
作品をたっぷり見たあとに、
少し景色を眺めながら余韻に浸る時間って、すごくいいんですよね。
オルセーは、名画を見るだけじゃなくて、
“パリで美術館時間を過ごしている”感覚そのものが素敵な場所だと思います。
② 5階の印象派ギャラリー
オルセーに来たら、やっぱり外せないのが5階の印象派ギャラリー。
私は、まず五階に登って、そこから、降っていくルートをお勧めしています。
公式サイトでも、このフロアの出口にCafé Campanaやテラスがあると案内されていて、印象派の作品群がこのエリアの大きな見どころになっています。
モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど、
「見たことある!」という作品や画家にたくさん出会えるエリアなので、初めてでもかなり楽しみやすいです。
③ ゴッホ作品
オルセーに行くなら、ゴッホ作品はぜひチェックしたいところ。
時期によって展示状況は変わることがありますが、オルセーは19世紀後半から20世紀初頭の代表作を多く所蔵していて、ゴッホを目当てに訪れる方も多い美術館です。

『ローヌ川の星月夜』La Nuit étoilée

1889年9月ゴッホ 自画像
あの筆づかいや色の揺らぎは、やっぱり実物で見ると全然違います。印刷や画面越しでは伝わりきらない、絵の表面の熱量みたいなものを感じられるのが、実物を見る醍醐味だなと思います。
ここからは、私のお気に入りの印象派の作品をいくつかご紹介いたします。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

ピエール=オーギュスト・ルノワール, 1863
- 画家: ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)
- 作品名: 《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会(Bal du moulin de la Galette)》
- 制作時期: 1876年
- 特徴: モンマルトルのムーラン・ド・ラ・ギャレットで過ごす人々の、にぎやかで幸福感のある日曜日の午後を描いた作品。木漏れ日の光や、踊る人々、語らう人々の空気感まで伝わってくる、印象派を代表する名作のひとつ
モネの《草上の昼食(Le Déjeuner sur l’herbe)》の断片

個人的に好きなこちらの作品。
その存在感は圧巻です。
- 画家: クロード・モネ
- 作品名: 《草上の昼食(Le Déjeuner sur l’herbe)》
- 制作時期: 1865年〜1866年ごろ
- 特徴: 屋外での光や空気感、人々の集いの雰囲気が感じられる初期の大作
青い睡蓮

- 画家: クロード・モネ
- 作品名: 《青い睡蓮(Nymphéas bleus)》
- 制作時期: 1916年〜1919年ごろ
- 特徴: ジヴェルニーの睡蓮の池を描いた作品で、水面に映る光や空気の揺らぎが美しく、モネ晩年の睡蓮連作の魅力が感じられる一枚
散歩、日傘をさす女La Promenade, la femme à l’ombrelle

- 画家: クロード・モネ
- 作品名: 《散歩、日傘をさす女(La Promenade, femme à l’ombrelle)》/《Woman with a Parasol, Madame Monet and Her Son》
- 制作時期: 1875年
- 特徴: モネの妻カミーユと息子ジャンが風の吹く戸外に立つ姿を描いた作品
最近では2013年7月20日に公開されたスタジオジブリ制作『風立ちぬ』(かぜたちぬ)のポスターのモチーフにもなったと言われている作品。
弓を引くヘラクレス(Héraklès archer)

彫刻のおすすめもひとつだけ。
- 彫刻家: アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle)
- 作品名: 《弓を引くヘラクレス(Héraklès archer)》
- 制作時期: 1909年ごろ
- 特徴: ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが、弓を引きしぼる一瞬をとらえた彫刻。筋肉の緊張感や今にも動き出しそうなダイナミックさが印象的で、オルセーの大空間の中でもとても目を引く作品
⑤知らない人も多い?オルセー美術館で訪れたいのは、館内のレストランでのんびりする時間🍽️✨

そして、オルセー美術館に行くなら、こちらもぜひ一緒に訪れてほしいのが、
Le Restaurant du Musée d’Orsay。
ここは、美術館の中にあるレストランなのですが、
ただ“館内で食事ができる場所”というだけじゃなくて、オルセー美術館の世界観をそのまま味わえるような空間なんです。

もともとこの場所は、1900年開業当時のオルセー駅に併設されていたホテルのレストラン空間の流れをくむ場所で、
今もその華やかさやクラシックな雰囲気がしっかり残っています。メニュー案内でも、1900年の開業以来の壮麗さを保っていると紹介されています。

ランチも食べられますし、15時以降はサロン・ド・テとしてお茶の時間も楽しめるので、
美術館を一通り見たあとに、余韻に浸りながらのんびりするのにもぴったりです。
木曜日は昼営業のあと、夜に再オープンする案内もあります。
あのオルセー美術館の世界観を十二分に感じられるので、行くなら絶対一緒に訪れてほしいカフェです。
名画を見たあとに、そのまま美しい空間でお茶をする時間って、
なんだか“パリで美術館時間を過ごしている”感じがぐっと深まるんですよね。
作品を見るだけで終わらず、その場所の空気までまるごと楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいスポットです☕️🎨
オルセー美術館(Musée d’Orsay)
住所: Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris
営業時間: 火〜日 9:30〜18:00、木曜は 21:45 まで、月曜休館
チケット: オンライン 16€、館内購入 14€、木曜夜間料金あり。オンライン予約推奨
📍:Google Map
Day 2は、こんな流れがおすすめ🫶
朝:ヴェルサイユ宮殿へ出発
午前:宮殿内部+庭園を楽しむ
午後:パリに戻ってオルセー美術館へ
夜:余裕があれば凱旋門へ
1日目より少しボリュームはあるのですが、
「フランス王室の世界」と「19世紀パリの芸術」を1日で味わえる、かなり満足度の高いコースだと思います。
パリ観光をもっと上手に楽しむなら、【ミュージアムパス】がおすすめ

今回ご紹介した美術館やスポットは、実はミュージアムパスを使って、お得に巡ることができます✨
ミュージアムパス(Paris Museum Pass)とは
パリ市内とその近郊にある50か所以上の美術館・博物館・モニュメントに入場できる観光パス。
2日間(48時間)、4日間(96時間)、6日間(144時間)の3種類があります。
ルーヴル美術館やサント・シャペルなど、人気スポットも対象になっているので、まとめて巡りたい方にはとても便利でお得です◎
例えば、今回紹介したプランはこのくらいお得になります。
- ルーヴル美術館:32€
- オランジュリー美術館:12.50€(オンライン購入)
- オルセー美術館:16€
- ヴェルサイユ宮殿:25€
- サント・シャペル:22€
- Hôtel de la Marine:9€ / 13€ / 17€(見学内容による)
合計:124.50€
今回、私は、2dayのミュージアムパスを利用したので、
すでに、【約40ユーロ】、約7,400円もお得なんです。
※為替の変動あり
そして…
初回6%、2・3回目3%割引クーポン( Séra in Paris 限定)
実は、さらにお得に楽しむ方法があります。
それは、【Klookでミュージアムパスを購入すること】
初回6%割引に加え、2・3回目でも3%割引になるお得なクーポンです。
※ただし、最大割引額が700円なので上のクーポンが使える場合は、上のクーポンを優先して使うとお得です。ただし、一部商品は1%割引になるなど商品によって割引率・条件が変わります。
パリ観光を楽しんでいただきたく、クーポンを作っていただいたので、ぜひ活用して、お得に賢くパリを楽しんでくださいね🎵
お得なクーポンコードは
SERAINPARISKLK
ご予約はこちらから
最後に
パリって、行きたい場所が多い分、ひとつひとつチケットを確認して手配して…となると、意外と大変なんですよね。
でもこういうパスがあると、少し気持ちもラクに、旅の計画が立てやすくなると思います。
「せっかくなら、美術館も歴史スポットもいろいろ楽しみたい」
そんな方は、ぜひチェックしてみてくださいね🫶
⚠️ミュージアムパスを使う際の注意事項
ミュージアムパスを持っていても、
ルーヴル美術館やサント・シャペル、オランジュリー美術館、Hôtel de la Marine などは、別で時間予約が必要な場合があります。
特にルーヴルは人気なので、
「パスがあるから大丈夫」と思わずに、早めに確認しておくのがおすすめです📱
うまく活用すると、パリの美術館めぐりがぐっとスムーズになるので、
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね✨
「日程指定の無料予約」が必要な美術館
- ルーヴル美術館
- ヴェルサイユ宮殿(※必須なのは「宮殿(Château)」見学のみ。トリアノンは不要と案内あり)
オルセー美術館(2026年3月10日から予約が必須) - コンシェルジュリー / サント シャペル
- ノートルダム大聖堂の塔
- オランジュリー美術館
- オテル ド ラ マリーヌ
- シテ建築遺産博物館
▽ 予約必須のサイトへのアクセスはこちらから




